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経済 : 周南市のニュース
西川さんが野菜ソムリエアワード金賞 ヤサイコトバを考案、普及
経済周南市周南市戸田の道の駅「ソレーネ周南」の「地産地消レストラン・ベーカリーキッチン菜」でシェフを務める西川満希子さん(46)が第10回野菜ソムリエアワードで最高賞の金賞を受賞した。「野菜はカラダの栄養に。ヤサイコトバは心の栄養に」をモットーにヤサイコトバを考案し、野菜の魅力や商品のPRの活動に活かしていることが評価された。
西川さんは全国で145人だけの野菜ソムリエ上級プロの資格を持っている。
ヤサイコトバは、花にある花言葉のように「里芋=努力の実り」、「トマト=平和」といったメッセージを伝える野菜の言葉で、野菜の特性や歴史、栄養、生産者からの声や見た目から表現したもの。これまで考えたヤサイコトバは110個ほど。ヤサイコトバの活動が認められ、2018年には野菜ソムリエアワード銀賞を受賞していた。
キャベツは「包みこむ愛」、芽が一直線に伸びる生姜(しょうが)は「合格一直線」、中国で財運アップの野菜といわえる白菜は「幸福」、トマトは世界で一番食べられていることから「平和」、子どものころ苦手でも大人になると好きになるピーマンは「明るい未来」がヤサイコトバになっている。
青果物の販売促進や広告宣伝用にヤサイコトバおみくじもグッズとして制作しており、おみくじの中に企業名を入れることもできる。下関市のカギ印ソース本舗、勝俣商会とのコラボでは、ポジティブで、縁起のよいヤサイコトバをラベルに使い、ソース瓶は食卓を豊かにしている。
西川さんは4世代同居で暮らし、野菜のたくましさや、もったいない精神を専業農家の祖父母から受け継いできた。ヤサイコトバは2011年の東日本大震災を支援する中、苦しい時も笑顔が生まれる「食べ物」に関わることがしたいと思ったことがきっかけで取り組んできた。
10日に市役所で藤井市長に受賞を報告した西川さんは「地元のみなさんの応援のおかげでここまできたことを感謝しています。これからもヤサイコトバを世界にも広めていきたい」と笑顔をみせていた。
