ニュース
経済 : 周南市のニュース
【山口県】欽ちゃんコラボのお中元発売 徳山商工高生徒運営ショップの商品多数
経済周南市山口県周南市の徳山商工高(伊藤定好校長、558人)の生徒とコメディアンの「欽ちゃん」こと萩本欽一さんが企画した中元「山口おいでまセット」が、オンラインでの注文を受け付けている。
きっかけはSNSの音声による交流サイト「クラブハウス」内のグループ「山口を盛り上げる作戦会議室」。萩市に先祖のゆかりがある萩本さんと同校の近藤英夫教諭が2021年にグループ内で知り合った。萩本さんは同校の生徒が運営する県産品のオンラインショッピングモール「とくやまなびや」を応援しようと、商品の詰め合わせをお歳暮として販売することを提案。萩本さんがSNS上で購入を呼びかけた。
今回の「山口おいでまセット」はお歳暮に続く第2弾で、目玉は下松市のほうえい堂が手がけた「欽ちゃん80歳の挑戦オリジナルまんじゅう」。白あん、夏ミカン、抹茶、黒ゴマの4種入りで、防府市の消しゴムハンコ作家、藤井哉香さんによる萩本さんのイラストと文字が焼き付けてある。
そのほかの商品は、同市のフランソワの本ういろう▽コーヒーシティのおてがる珈琲▽光市のやのツバキのツバキ油▽下関市のカギ印ソースのウスターソース。
萩本さんが知人に贈るお中元50セットと、一般販売用の50セットを用意する。税込みで5千円。7月上旬の発送で6月末までネットで受け付ける。
とくやまなびやの「社長」を務める同校3年の国可雪月菜(こっか・ゆきな)さん(17)は「とてもうれしい。県内外の人にこのお中元を受け取ってほしい」と話し、副社長の藤本桃加さん(17)と発売を喜んだ。
3日には同校で、萩本さんと近藤教諭が縁を持つきっかけになった「山口を盛り上げる作戦会議室」のオリジナルメンバー、津原政志さんの講演会があった。津原さんが臆せず萩本さんに声をかけたことで今回の企画にもつながったことを踏まえ「自分がやりたいことはとりあえず始めてほしい」とエールを送った。
問い合わせは同校の近藤教諭(0834-28-0026)へ。
