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経済 : 周南市のニュース
【周南市】高品質で安全な食品提供を目指して カン喜「FSSC22000」を取得
経済周南市山口県周南市戸田でかきフライ、グラタン、加熱調理用冷凍かきのむき身などを製造加工する㈱カン喜(上坂陽太郎社長)が食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」を取得した。
「FSSC22000」とは「Food Safety System Certification」(食品安全システム認証)の頭文字で、「ISO22000」をさらに強固にした食品安全マネジメントシステムの国際規格。
作業工程でアレルギー源の管理を徹底し、食品を取り扱う作業場へは菌が入らないようにルールを設けた。輸出される国ごとに製品のラベルやパッケージを変えるなどもしている。
同社では2013年に「ISO22000」を取得。19年には「HACCP」と、アメリカへの食品輸出が可能となる「FDAHACCP」の認証も取得している。
アメリカやオーストラリア、マレーシアなど10カ国に輸出している同社。現在はヨーロッパへの輸出拡大に向けて「EUHACCP」の認定取得を目指している。
上坂社長は「お客様の安心、安全が第一。これからもより高品質な商品を提供していきたい」とさらなる国際規格の取得に意欲を見せる。