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経済 : 周南市のニュース
【周南市】みなみ銀座のアーケード撤去 駅前再開発に合わせ姿消す
経済周南市山口県周南市の徳山駅前のみなみ銀座商店街で、東側のアーケードの撤去と街路整備工事が完成した。徳山駅前再開発事業に伴って西側も撤去されていて、みなみ銀座は新しい通りに生まれ変わった。
みなみ銀座は徳山駅前の商店街でも最も徳山駅に近い通り。今回、撤去されたアーケードは全長108メートル。このあたりは、かつては大型店や映画館があり、歳末には歩けないほどの人出になった。
しかし、郊外型の大型ショッピングセンターの進出で大型店は撤退。閉店した店舗もあり、映画館も閉館してそのあとはビジネスホテルになっている。
駅前再開発では、みなみ銀座に徳山駅に近い西側が敷地に取り込まれ、東側が残る形となっていた。しかしアーケードの西半分がなくなったことで強度が落ち、東側も昨年9月から撤去工事が進められていた。
同商店街が事業主体で解体事業費は1,835万円。新町のアーケード撤去と同じく、補助率が3分の2の周南市商店街環境整備支援事業補助金を利用した。
アーケードの解体後に基礎の撤去、街路灯の設置、市施工の街路整備事業が同時に進められ、5月下旬に工事を終えた。商業施設などがある再開発地区に隣接する通りだけに今後、どうなるかも注目される。
