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経済 : 周南市のニュース
【周南市】東ソー物流 新エチレン輸送船「霞陽」が竣工 安全、居住、省エネに配慮
経済周南市山口県周南市の東ソー物流(稲毛康二社長)は8月17日、新しいエチレン輸送船「霞陽(かよう)」を竣工した。老朽化した従来の輸送船に替わり、安全、安定輸送の継続に貢献する。
建造したのは大分県の下ノ江造船㈱で、全長73.9メートル、全幅13.5メートル、総トン数と積載重量トン数は1,593トン、輸送能力は1航海あたり1千トン。同船はガス状のエチレンをマイナス103度まで冷却して液体で輸送できる特殊な船舶で、親会社の総合化学メーカー、東ソー㈱の三重県にある四日市事業所から周南市の南陽事業所へのエチレン輸送を予定している。
エチレンは可燃性、引火性が高く十分な安全対策を講じる必要がある。同船は搭載のライブカメラで航海中の映像を記録、保管し、船全体を確認できるシステムを備える。
乗組員の居住環境改善として衛星放送受信とインターネットの設備を整備。居住区の照明や航海灯にLED照明機器を採用し、省エネにつながる設計とした。
同社の自社エチレン輸送船は20年12月に竣工した「翔陽(しょうよう)」に続き2隻目。東ソー、東ソーグループ各社の供給網の一翼として安全、安定輸送と環境負荷の低減を両立させ、持続可能な物流の実現を目指す。
