2025年03月21日(金)

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【周南】染めQが飲食業界の救世主に!? 沖管工工業 厨房床超短時間施工のライセンス取得

  • 沖社長 新社屋の前で

 山口県周南市古泉の㈲沖管工工業(沖良彦社長)がナノ密着技術をベースにした塗り床材施工のライセンスを3月に取得し、飲食業界で注目を集めている。

 厨房床は油や水で滑りやすく、経年劣化により塗装がはがれ、衛生面の観点からも課題が多い。また、塗装工事を行うと塗装後の臭いが残り、店舗の休業も必要になることから足踏みする飲食店も少なくない。

 ㈱染めQテクノロジィが製造販売する『どんな厨房床でも』は一層で肉厚、平滑、堅牢な塗膜を形成し、速硬化する技術を確立。施工に要する時間とそれに伴う人件費のコストセーブを両立した。

 通常3〜4日の工期を必要とする20平方メートル程度の厨房床塗装工事がトータル8時間ほどの超短時間施工で、臭いも少なく、滑りにくい。

 飲食店の厨房設計、施工を担う㈱KSPの小林克敏社長(44)も「厨房床は客からは見えない店舗は多いが、滑りや汚れが気になる。営業終了後に休業無く塗装できるのは魅力的」と期待を寄せる。

 みほり峠などを展開する㈱MIHORIの藤井一正社長(51)は「油や水の使用頻度が多い店舗は床面が滑りやすくなるなど、業種、業態によって状況が異なる。弊社は築20年以上の店舗も多いので経年劣化も課題」と話す。

 沖社長(57)は「圧倒的なタイパとコスパを兼ね備えたオンリーワン工法。染めQの活用で厨房を持つあらゆる企業や施設に共通する厨房床塗装工事の時間問題を解決できる。安心して食を提供したい皆様のお役に立てれば」と意気込む。

 既に大手自動車メーカーの独身寮や、介護施設の厨房床の塗装工事を手掛けている同社。施工のライセンス取得は県下初。

 2021年6月には食品の衛生管理手法「HACCP」が完全義務化。厨房内の衛生管理の一つとして今後の動きが期待される。

 問い合わせは沖管工工業(0834-63-3229)へ。

厨房床 before

厨房床 after

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