2026年06月08日(月)

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経済 : 周南市のニュース

【周南】[㈱トクヤマ]成長事業の売上、2年後は半分以上に 電子、ライフ分野を推進

  • 記者会見で説明する横田社長(中央)

 山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマの横田浩社長は25日、御影町の徳山製造所で記者会見を開いた。2025年度にグループ全体売上高を4千億円、そのうち成長事業の比率を50%とすること、半導体の製造工程で使用する洗浄用の高純度IPAの事業拡大、歯科器材の製造能力増強などを説明した。

 2021年度から5年間の中期経営計画については、最終年度の25年度の目標連結売上高4千億円のうち、電子先端在材料、ライフサイエンス、環境の3つの成長事業を50%以上とする。

 特に電子先端材料事業で、半導体の微細化、積層化を支える高純度材料、放熱材料でトップシェアを目指す。台湾、韓国に設立した合弁会社の高純度IPAの生産が今後本格化。世界的に旺盛な半導体の需要に応える。

 ライフサイエンス事業は順調に推移。特に歯科器材の新製品「オムニクロマ」が高評価で、鹿島工場のラインの製造能力を増強する。安定市場の北米、欧州以外に中南米、東南アジアなどでもシェア拡大を狙う。

 環境事業では、環境規制強化に伴う水処理膜の需要拡大に対し次世代製品の開発を進める。北海道に新設した廃石膏ボードのリサイクル工場が本格稼動する。

 地球温暖化防止への取り組みにも言及。2030年度の温室効果ガスの排出量を19年度比で30%削減し、50年度のカーボンニュートラル達成を目指す。自家発電所でのアンモニアの燃料導入については2028年前後を見込んでいることも明らかにした。

 横田社長は「電子先端材料はマーケット回復の道が見えてきた。ライフサイエンスは計画を上回る形で推移している。布石は打ったので後は顧客の注文を勝ち取ることがポイントになってくる」と話した。

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トクヤマは、電子材料・ライフサイエンス・環境事業・化成品・セメントの各分野で、もっと幸せな未来をつくる価値創造型企業です。

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