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経済 : 周南市のニュース
[西京銀行]地域のシンクタンクになる 新「中期経営計画」を策定
経済周南市周南市に本店を置く㈱西京銀行(松岡健頭取)は3月31日、新しく策定した4月から2028年3月までの「中期経営計画」などを発表した。
新中期経営計画のコンセプトは「地域の『シンクタンク』になる!」。長期ビジョンはこれまでと同様に「地域に根ざした中小小規模事業者さまと個人のお客さまのための銀行」を掲げる。
基本方針は「健全性の確保」で自己資本比率を8.0%以上に上げる▽「収益性の向上と株主還元の実現」で当期純利益70億円以上、株主資本ベース6.5%以上、配当性向20%以上、現状6円50銭の1株配当を13円に引き上げ▽「地域課題の解決に果敢にチャレンジ」で年間コンサルティング収益を現状の5億円弱から10億円以上が目標。
人的資本経営の推進では、女性の活躍推進へ向けた取り組みが特に優良な企業を認定するプラチナえるぼしを取得して「女性が働きがいのある銀行日本一」を目指す。
このほか、優秀な人材確保に向けて、7月1日から賃金を一律1万円引き上げ、定期昇給も資格に応じて引き上げる。来年の4月の新入行員は初任給を1万円上げることも公表した。
同行は14年3期時点で1兆200億円だった預金残高が、24年12月期には2兆600億円に増加。県内シェアは14%から21%に伸びた。
IT・DX化と業務の効率化を進め、職員数は減少しながらも、固定経費は変わらず維持。14年3期に32億円だった純利益は、24年12期には57億円に倍増した。
今後の課題は県内の人口減少による市場縮小▽コンサル人材の採用・育成▽「金利ある世界」での金融機関間の預金獲得競争の激化▽金融犯罪・サイバー攻撃の高度化と設定している。
