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経済 : 周南市のニュース
【周南】[東ソー]営業利益93.9%増の312億円 中東情勢、円安で増収増益
経済周南市周南市に南陽事業所を置く東ソー㈱(桒田守社長)は4日、2027年3月期の第1四半期(4〜6月)連結決算を発表した。
売上高は前年同期比11.8%増の2,742億円、営業利益は93.9%増の312億円で増収増益となった。経常利益は143.6%増の343億円、四半期純利益は198.0%増の195億円だった。
中東情勢の緊迫化でナフサ価格や主要製品の海外市況が上昇し、円安で推移したことで販売価格が上昇。ポリエチレン樹脂や塩化ビニル樹脂、MDIなどの出荷も増え、売上高は前年同期から290億円増加した。利益面ではナフサ価格の大幅な上昇に伴って在庫受払差が大きく改善したほか、付加価値素材や高機能材料の出荷増加が寄与。為替差益の計上で営業外損益も改善した。
事業別では基礎素材の売上高が11.7%増の1,248億円、営業利益は前年同期から90億円増の57億円。ポリエチレン樹脂などの出荷増加や販売価格の上昇、在庫受払差の改善が寄与した。付加価値素材は売上高13.9%増の429億円、営業利益109.1%増の82億円。クロロプレンゴムやHDI系硬化剤、エチレンアミンなどの出荷が増えた。
バイオサイエンスは売上高0.2%増の154億円、営業利益24.0%増の57億円。高機能材料はAI需要を背景に半導体用途の石英ガラスなどの出荷が増え、売上高13.8%増の343億円、営業利益29.1%増の32億円となった。水処理エンジニアリングは台湾や米国で半導体関連の大型案件が進み、売上高11.1%増の420億円。一方、人件費やIT関連支出などの増加で営業利益は8.7%減の66億円だった。
同社はこれまで未定としていた27年3月期の通期業績予想も公表。売上高は前期比14.7%増の1兆1,700億円、営業利益は9.9%増の1,050億円、経常利益は0.2%増の1,070億円、純利益は41.8%増の590億円を見込む。
