2025年09月16日(火)

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火起こし、魚さばきに挑戦 下松中1年・笠戸島で野外研修 海鮮BBQで笑顔いっぱい

  • 魚をさばく生徒たち

  • 魚さばきを実演する酒井校長

  • サザエをゆでる生徒たち

 下松市の下松中(酒井宏高校長、387人)の1年生125人が9月30日、笠戸島の深浦公民館で野外研修に取り組んだ。前年度まで山口市の国立山口徳地青少年自然の家で開いていた1泊研修を、校区内で開く日帰り型に変えたもので、魚さばきも体験した海鮮バーベキューや、海岸清掃、クラスマッチ、芋掘りを楽しんだ。

 野外研修は同公民館の中村啓館長(71)が会長を兼ねる同校の学校運営協議会の協力で実現した。深浦地区は笠戸島の最南端で、生徒たちはこの日午前7時50分に同校から貸し切りバスで同島中央部の江の浦地区に向かい、ここから深渕、小深浦を経て深浦までの約4キロの県道を50分かけて歩いた。

 海鮮バーベキューは8組に分かれて取り組み、中村会長ら同協議会のメンバーの指導でドラム缶型のかまどで火を起こしたり、魚さばきに挑戦した。玉川良雄教育長、小田修教育部長も訪れて生徒を励ましたり、酒井校長自身が魚さばきを生徒に実演して教える場面もあった。

 カワハギをさばいた青木紫音(しおん)君(12)は「いつも父と一緒に魚をさばいているので、うまくできてうれしい。おいしい魚をたくさん食べたい」と笑顔を見せていた。

 笠戸島はかつての深浦中が休校(のちに廃校)した後は、島全域が下松中の校区になった。同島在住の生徒は6人、うち1年生は2人。中村館長は「自分たちの郷土を知り、愛する心を養うことにつながってほしい」と期待し、酒井校長も「一人一人が役割を持ち、互いを思いやり、協力する心を学んだと思う」と話していた。

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