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【下松市】どっこい、花を咲かせたよ! 枯れた?桜の丸太が生き返る
地域下松市下松市栽培漁業センター
久山所長「生きる勇気、人生に花を」
「倒木して枯れたはずが、どっこい生きていた!」―山口県下松市笠戸島の市栽培漁業センター前の県道沿いの空き地で、6年前に枯れたと思われていた桜の丸太から、枝が伸びてきれいな花が咲いた。同センターの久山裕司所長(62)は「生きる勇気を与えてくれる力強い咲きっぷりだ」と笑顔を見せている。
ここにはかつて立派な枝ぶりの桜の木があったが、2015年の台風で幹の部分がぽっきり折れた。しかし翌年の春、折れた部分が実は皮一枚でつながっていたことが幸いしてきれいな花を立派に咲かせ、近くに住む人たちやセンター職員たちを勇気づけた。
しかしその翌年には“皮一枚”がなくなって、丸太が空き地に転がったままになった。やがて丸太は息を吹き返す様子もなく、空き地が国有地のため手をつけることもできず、放置され続けた。
すると丸太は、数年かけて地中に根を張り、昨年には丸太から枝が伸び始めた。しかしつぼみも着いたが咲かないままだった。
そして今年はその新しい枝に花が咲くようになった。丸太は放置されたことが幸いして地中にゆっくりと根を伸ばし、栄養分を丸太に蓄え、数年かけて枝を伸ばし、花を咲かせるエネルギーを全開させたことになる。
久山さんはこの様子を28日、会員制投稿サイトのフェイスブックに投稿し「希望の笠戸桜と名付けたい」と呼びかけた。
久山さんは31日で退職するが「絶妙なタイミングで咲いてくれたことに私も大きく勇気づけられた。人生に花を咲かせる意欲を与えてくれているようだ」と笑顔を見せた。
場所は同センター入り口を示す看板の近くで、付近に島内の観光案内版がある。
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