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【下松市】園児ら「海岸をきれいにしたよ!」 県釣り協・洲鼻で海岸清掃と稚魚放流
地域下松市山口県釣り団体協議会(岡村晴義会長)の海岸清掃・稚魚放流作業が26日、下松市東豊井の笠戸大橋下の洲鼻海岸で開かれ、同協議会の役員や園児ら計130人が海岸のごみを拾い、ウマヅラハギの稚魚2千匹を放流した。
この取り組みは20回目。海岸清掃や稚魚を放流することで海の恵みに感謝するのが目的で、下松第1ふ頭や大津島では海底の清掃作業も展開している。
この日は愛隣幼児学園と平田保育園の年長児計42人や保護者、職員▽市栽培漁業センターを運営する市水産振興基金協会の玉井哲郎理事長▽市職員▽趣旨に賛同する㈱NIPPO、石山建設㈱、釣り糸製造などを手がける㈱サンラインの従業員が参加。開会式では岡村会長と森繁哲也県議があいさつをし、全員で記念撮影をした。
参加者は海岸に打ち上げられた木枝などの漂流ごみや、ペットボトル、空き缶などのごみを集め、稚魚は園児が「大きくなって帰ってきてね」と声をかけながらバケツから海に放流した。岡村会長は「きれいな海の大切さを子どもたちに伝えたい」と話していた。