ニュース
地域 : 下松市のニュース
【下松市】溶接に続き旋盤作業でも快挙 下松工高・6年ぶり同時優勝
地域下松市広島県の呉工業高等専門学校で2日、3日に高校生ものづくりコンテスト中国地区大会旋盤部門が開かれ、下松市の下松工高ものづくり部(中村明夫顧問・10人)3年の渡辺慎也さん(17)が優勝した。
中国大会の優勝は昨年に次いで2回目。今大会の優勝で11月11日(土)、12日(日)に福岡県で開かれる高校生ものづくりコンテスト全国大会への出場が決まっている。
同大会は工業教育の活性化や地域産業で活躍する若年技術者の育成を目指すもの。
旋盤作業部門では当日に発表される課題を2時間以内に製作し、完成度に応じた点数を競う。
普段から旋盤作業の仕上げを研究し、技術の向上に励んでいる渡辺さんは「実感は湧かないが目指していた結果なのでうれしい。全国大会ではまず楽しんで、周りの人と切磋琢磨したい」と意気込む。
中村顧問(63)は「普段はシャイだが本番に強く、持ち前の精神力で結果を導いた。全国大会では完璧な結果にいかに近づけるか期待したい」と語った。
同校では8月8日と9日に開かれた中国地区第8回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会で、神代蓮さん(3年・18)が優勝した。同時優勝は2017年以来の快挙。
勢いこのままに全国大会でも活躍して欲しい。