2026年06月02日(火)

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【下松】映画で吃音(きつおん)への理解の輪を 22日・上映会へ“きつおんJK”活躍

  • 上映会のポスターを持つ吉田さん(左)と松田さん

 話す内容が滑らかに出ない発話障害の吃音(きつおん)を乗り越え、吃音の人や支援者との輪を広げようと、下松市内の高校生2人が“きつおんJK”として活動している。22日(日)午後2時から、吃音を持つ若者4人の映画「注文に時間のかかるカフェ〜僕たちの挑戦」(新周南新聞社など後援)の上映会を、同市のほしらんどくだまつで開く。

「吃音カフェ」で自信、山口言友会に参加

 “きつおんJK”は徳山高2年の吉田理紗さん▽華陵高2年の松田胡春さん。ともに小学生から吃音に悩み、克服しながら中学、高校に進んだ。今年1月に旗岡県営住宅第1集会所で開かれた県内初の「吃音カフェ」に参加し、接客しながら吃音への理解を求めた。

 この時のお客は約40人で、反応がよかったことから活動の輪を拡大し、2月と5月の「山口吃音のつどい」に参加した。5月のつどいでは「山口言友会」が発足して、活動のステージは大きく広がった。

クラウドファンディングはすでに目標突破

 22日の上映会は開催費用をクラウドファンディングで募集したところ、目標額2万円に対して、5月末現在で3万6千円が集まっている。

 上映時間は37分。吃音を持つ若者4人がカフェ店員として接客に挑戦し、まっすぐな努力に対して理解と支援の輪が広がる情景が描かれている。

 吉田さんは小学校時代に演劇の授業で、吃音のためセリフがうまく言えず、練習不足だと先生に叱られたことがトラウマになったという。今は弓道部で活動しているが「将来は中学校の美術の先生になりたい」と夢をふくらませている。

 松田さんも子どものころから話し方をからかわれたり「なんでそんな話し方しかできんの」と言われてつらかったという。現在はフィールドホッケー部で活躍している。将来は言語聴覚士になって、吃音で悩む人の力になりたいと張り切る。

 2人の姿に吃音を克服した経験者で上映会実行委員会の柳瀬秀明さん(67)は「2人のまっすぐな取り組みは、たくさんの人に吃音に対する理解の輪を広げている。上映会を機にさらに大きく広がってほしい」と期待を寄せている。
 上演会は入場無料。定員60人。上映会の後、3時25分から参加者同士で交流する茶話会を開く。

 19日(木)までにwebの専用フォームで申し込む。問い合わせは柳瀬さん(090-3748-2332)へ。

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