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【下松】熱中症対策で職場の安全衛生を ㈱山下工業所に労働局長奨励賞
地域下松市下松市東海岸通りの㈱山下工業所(山下竜登社長)が、熱中症対策で職場の安全衛生を推進した功労で、厚生労働省山口労働局長奨励賞を受賞した。山下社長(61)は「社員が先頭に立って頑張ってくれたおかげ。これからも社員みんなで働きやすい職場を追求したい」と話している。
同社は1963年9月創業で、従業員は45人。新幹線など鉄道車両の複雑な先頭構体の形状を熟練工が握るハンマーで打ち出す「打ち出し板金」の高い技術を持ち、運転室内の部品や計器盤などの製造を手がけている。
このたびの受賞は熱中症対策として屋根の二重化や、屋根の上への散水装置の設置、換気ファンの増設が評価された。さらに不必要な移動による災害や腰痛を防ぐために、各作業所間での移動が必要最小限となる工場のレイアウトの改善も評価された。
これらの取り組みは生産技術グループリーダーの上村大祐さん(31)と吉永剛史さん(30)の若手コンビを中心に進めた。特に屋根の上の散水装置の設置は、多くの穴を開けたホースを地上に置いて放水状態を何度も確認、構想の実現につなげたという。
こうした取り組みは日立製作所笠戸事業所からも設備投資、省エネ活動、再生エネルギー調達などの取り組みが評価され、5月には佐川哲事業所長から感謝状が贈られた。
上村さんは「これからも取り組みを通じて社員同士のコミュニケーションが図りたい」▽吉永さんは「社員一人ひとりの意見が反映できてよかった」と笑顔を見せていた。
