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【下松】[変わる放課後 部活動地域展開 中学生の未来]下松市の中学部活は2028年度まで 支援策に「他の市との足並みは関係ない」
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下松市役所で16日に「第7回下松市小中学校部活動地域移行推進協議会」(近藤久美子会長、13人)が開かれ、市教育委員会による同市の部活動地域展開の今後について委員らが話し合った。
新たな方針、部活は2028年度まで
同市はこれまで部活動の地域展開で中学部活動の終了時期を定めず、徐々に部活動の日数を減らすとして、まずは2026年度に休日の部活動を廃止して平日2日のみの活動にする方針だった。
しかし、28年度の3年生の部活動引退をもって学校部活動を終了する方針に変更。26年度の3年生が部活動を引退したあとは原則は平日週2日の活動となり、休日は実施しない。27年度の3年生引退までは各校の実情に応じて休日に開かれる大会へも出場できると定めた。
この方針は2月16日に学校教育課から発表され、保護者にはすでに説明されている。
いつまで部員募集?
この説明に大段宏委員(市スポーツ協会理事長)は「26年度の1年生が部活最後の28年度の3年生。27年度に入部の募集をかけると途中で部活が終わることになり、ひまを持て余して悪い方向に走ってしまう可能性も出てくる」と、これまでの経験から指摘。
教育委員会は「この4月に入学する子どもたちに、事前に方向性を示した上で選択肢を」と説明し、委員でもある市地域振興部の真鍋俊幸部長は「誰ひとり取り残さないために終期を定めていなかったが、いつまで部活ができるかがわからないと活動しづらいことから、学校の協力を得ながら決断した。後輩が入らずチームが組めないなどもあるだろうが、選択として示している」と補足した。
両市との足並みに疑問
大段委員は施設使用料などについても質問。「部活動での施設使用は無料だったが、地域クラブでは減免で半額。市内の中学生を対象とするクラブにはどうにかならないか」と投げかけた。
これに地域クラブ活動推進室の藤井孝明室長は「部活動での施設使用料は全て無料というわけではなかった。近隣の両市との足並みを揃えているところもある」と回答。大段委員は「ほかの市との足並みは関係ない。違うことをやっている」と意見を述べたが、藤井室長は「広い視点で見ていかなくてはならない。他市の動向を見ながら今後引き続き研究していきたい」と答えるにとどまった。
