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【下松】山火事想定、県防災航空隊と連携 市消防本部・笠戸島で合同訓練
地域下松市下松市消防本部と県消防防災航空隊との合同訓練が2日、笠戸島で開かれた。同島で林野火災(山火事)が発生した想定で、地上隊と航空隊の相互連携を確認した。
現場指揮本部に指揮隊、消火隊、警戒隊設置
この訓練は県消防防災航空隊が毎年、県内の各消防本部を対象に開催している。この日は下松市消防本部から北村浩之消防署長(56)ら20人、県消防防災航空隊から8人が参加した。
訓練は同島白浜山の登山道(通称スカイ2号)で林野火災が発生した想定で午前9時に始まり、市消防本部は白浜駐車場に現場指揮本部を設営して、指揮隊▽消火隊▽警戒隊を設置。
同15分には県消防防災ヘリコプター「きらら」が同島上空に飛来し、江の浦駐車場に着陸した。この駐車場は市内で10カ所指定された「きらら」や「ドクターヘリ」の離着陸場の一つで、周南市30カ所▽光市11カ所など県内では403カ所が指定されている。
ヘリに吊るした大型給水バケットから散水
江の浦駐車場では到着した「きらら」に大型の消防用バケットを取り付け、市消防本部の消防士らが消防車のタンクからホースで給水した。その後「きらら」は火災現場に想定した現場の上空に飛行し、バケットの底部の弁を開いて散水。10時10分に「鎮火」したと発表した。
現場指揮本部には消防車や救急車、指揮車など車両8台を派遣した。北村署長は「市内では10年以上も林野火災が発生していないが、だからこそこうした訓練は必要。万一の場合に備えて、県消防防災航空隊との連携を緊密にしたい」と話していた。
