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強風吹き荒れ、警戒続く 台風10号で停電、休校、休業
地域その他台風10号が九州の西側を通過して大きな被害を出したが、7日未明から翌朝にかけて山口県も暴風圏に入り、強風が吹き荒れた。超大型台風の襲来が予想されたことから7日は県内の全小中学校が臨時休校になり、周南では臨時休業した店舗や企業も多かった。新幹線や在来線も終日、運転を見合わせた。周南市、光市では停電が発生した。周南市では市民センターなど35カ所に避難所を開設し、291世帯425人が避難するなど、各市でも警戒が続いた。
■商店街にシャッター市民センターなどに避難も
JR西日本は山陽本線の三原駅―下関駅間、岩徳線の岩国駅―徳山駅間、山陽新幹線の広島駅―博多駅間で終日運転を見合わせた。周南市の徳山駅は閑散とし、構内のコンビニエンスストア、土産物店、飲食店も休店した。隣接する徳山駅前図書館も閉館してツタヤ書店、スターバックスコーヒーも灯りを消していた。
銀南街などの商店街ではほとんどの店がシャッターを下ろし、ガラス戸を段ボール紙などで補強した店もあり「台風のため臨時休業します」と書かれた張り紙が目を引いた。みなみ銀座の、線路に面した駐輪場では、自転車が強風でなぎ倒されたままになっていた。
避難所のうち利用が多かったのは新南陽地区で新南陽ふれあいセンターには7日午前7時現在で56世帯77人、学び・交流プラザは41世帯68人が避難していた。櫛浜市民センターも20世帯28人、コアプラザかのは23世帯29人だった。
同市の停電は最も多い時間帯で2930戸。徳山動物園も臨時休園した。
■笠戸島近くで台船漂流ゆめタウン下松の駐車場開放
下松市笠戸島では市栽培漁業センター周辺や本土側の洲鼻海岸が高波に襲われた。
同センターでは、近くに係留中の民間所有の台船3隻が高波の影響で7日未明に係留が外れて漂流し、同センターが沖合に浮かべている養殖用のいけすに接触寸前になった。接触は免れたが、久山裕司所長は「最悪の事態を回避できてほっとした」と話していた。徳山海上保安部の係官も訪れて現場を確認していた。
本土側の笠戸大橋の下では午後も高波が押し寄せ、大きな水しぶきを上げていた。
一方、市は㈱イズミとの協定に沿って、ゆめタウン下松の5階駐車場(360台)を6日夜から7日にかけて開放。避難してきた車で6日夕方には満車になり、トイレや自動販売機の使用もできるため朝まで滞在して避難所代わりに使う人もいた。
■国道188号が波で通行止め室積、浅江などで停電
光市では室積地域と牛島の計1770戸で7日午前5時半から午後2時まで▽浅江6丁目や三井、光井、岩狩、上島田の一部の計1710戸で午前7時50分から11時まで、それぞれ停電になった。
光市と下松市との市境の近くの国道188号では高波のため午前9時45分から午後4時まで約700メートルが片側交互通行に▽光市室積と田布施町別府までの同国道約7キロが午前11時40分から午後3時まで通行止めになった。
