2026年06月02日(火)

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市長「検討じゃない!今すぐ決めよう!」 感染者が過去最多  31日まで・コロナ感染で集中対策 運動会、修学旅行は延期

 下松市は18日に過去最多となる8人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認されたのを受け、19日に市役所で新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・国井市長)の第13回会議を開き、この日から31日(月)までを「集中対策期間」として感染拡大防止対策を強化することを決めた。              (山上達也)

■公民館利用など自粛を要請

 同対策は、県外との往来自粛▽外出機会の半減▽感染予防対策の徹底―を市民に要請。事業者にも県外出張の自粛や、メールやオンラインでの会議開催を求める。市は市主催のイベントを中止や延期とし、公共施設の利用自粛を市民に求める。

 学校関係は、今月中に予定していた公集小と東陽小の運動会は延期▽5〜6月に予定していた3中学校の修学旅行は8月下旬から9月上旬に延期▽小中学校の部活動は他校との交流試合を中止し、活動自体も感染対策を徹底した上で時間を短縮する―とした。小中学校とも休校はしない。

 公民館は主催事業や講座は中止し、一般利用も自粛を要請。スターピアくだまつも期間中は新規利用を受け付けず、すでに予約のあるものは実施の可否を再検討してもらい、開催の場合は一層の感染予防対策を求める。

■市長「今は非常事態」危機感前面に

 こうした提案に原田克則建設部長が「せっかくの集中対策も市民に周知しないと意味がない。市役所本庁や公民館など公共施設に大きな紙にプリントして張り出すことも必要だ」と指摘し、防災危機管理課の職員が「検討します」と答えた。

 すると国井本部長が「検討じゃないよ。今すぐ決めないといけないことだ」と語気を強め「今は過去最多の感染者が出た非常事態であり、あす、あさってと、さらに多数の感染者が出ないことを祈るように願っている。市民にコロナ対策の協力を呼びかける広報車も今は1台だが、これを2台、3台に増やすとか、新たな対策も必要だ」と問題提起。これを受けて職員も「早急に対応します」と言葉を改めた。

■本紙記事で救急隊員ワクチン接種81%に

 原田保寿消防長は、17日付の本紙1面の周南3市の消防本部の救急隊員に対するコロナワクチン接種の状況の記事を手に「大変インパクトのある記事だった」と紹介した。

 この時の記事では49.1%だった1回目の接種率がこの日現在で81.8%まで伸び、2回目接種率も32.7%と報告。1回目接種は24日に終了の予定で、2回目の接種も6月14日に完了する見込みと報告した。

 さらに原田消防長は「広報車を増やすのなら、消防本部のスピーカー付き広報車を提供できる」と提案した。

 高齢者へのワクチン接種は中山知美新型コロナウイルスワクチン対策室長が報告し、この日までの7日間で、5会場で計3,489人が1回目の接種を終えたと明らかにした。

 瀬来幸雄健康福祉部長も「電話予約ができず、インターネットも使えない高齢者向けのサポートコーナーを今後も市役所本庁に設けて“予約弱者〟の手助けをしていく」と方針を示した

 このほか副本部長の玉川良雄教育長や、原田幸雄地域政策部長、大野孝治総務部長、河村貴子教育部長、鬼武輝明経済部長も所管事項を報告した。

 最後に国井本部長は「市民の皆様には、これまでとは違う、極めて深刻な事態と認識していただき、これまで以上の感染拡大防止に向けて、集中対策期間中の取り組みにご理解とご協力をお願いいたします」とする「市民の皆様へのお願い」を発表した。

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