2026年06月01日(月)

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パラリンピックへ採火式 光市・まいぎり難航、火打ち石に 下松市は大雨洪水警報で中止

  • 火打ち石で起こした火をトーチで採火する中谷さん

  • まいぎりで火を起こす参加者

  • 採火式に参加した人たち

  • まいぎりで火を起こす参加者

  • 火起こしの参加者と藤井市長

 24日に開幕する世界の障害者スポーツの祭典、東京パラリンピックの聖火の採火式が16日に光市のあいぱーく光で雨のため内容を縮小して開かれた。下松市は14日に市役所で採火式を予定していたが、大雨警報や洪水警報が発令されたため中止された。

 光市の採火式では、あいぱーく光1階いきいきホールで開かれた開会式で市川市長があいさつした後「Nダンスチームダイヤモンド・フィーチャリング・ノーボーダー」の12人がダンスパフォーマンスを披露した。

 続いて同館玄関近くで採火式があり、小型のまいぎり式火起こし器で同チームの中谷優真さん(17)、河村優奈さん(18)、藤田真尋さん(18)、貞安初音さん(22)が火起こしに挑んだが悪戦苦闘。市職員が火打ち石で火を起こしてカバーした。

 起こした火は中谷さんが持つトーチからランタンに移され、2018年の第18回全国障害者スポーツ大会で砲丸投げ1位、やり投げの一種のジャベリックスローで2位だった東洋鋼鈑社員、河村卓生さん(52)=島田=から市川市長にランタンが渡された。

 山口市の県庁に16日夕方、19市町で起こした火を集めて集火式が開かれた。「山口県の火」として東京に送る予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大のため県から東京へは動画をリモートで届ける形になるという。

 光市での採火式を収録した動画は後日、市のユーチューブチャンネルで公開する。

■まいぎりで「周南市の火」

 周南市の東京2020パラリンピック聖火リレーの採火式は16日午前11時から市役所本庁舎の玄関前ピロティで開かれ、市内の障害者スポーツの選手が木をすり合わせて火を起こす〝まいぎり〟を使って「周南市の火」を起こした。

 この日、火起こしに取り組んだのは陸上競技の石井靖浩さん(30)ら、10月に三重県で開かれる全国障害者スポーツ大会の出場選考の県大会にエントリーしていた選手。県大会は新型コロナウイルスの影響で中止になった。

 藤井市長が「周南の火から心つながる採火式にしたい」とあいさつ。3台のまいぎりを使って火を起こした。最初はなかなか火が起こらなかったが、「がんばれ」の声に応えて交替しながら20分ほど、まいぎりを動かし続けると煙が上がって種火ができ、県が用意したトーチを近づけると炎が上がった。

 炎はランタンに移され、県の職員が山口市に運んだ。県聖火フェスティバルは新型コロナウイルスの影響で縮小され、集火式で一つにして「山口県の火」になった。

 石井さんは以前にまいぎりの火起こしに挑戦して成功しなかったことがあり「こんどこそ成功したかった。なんとか成功して満足しています。無事に東京に運ばれてほしい」と話していた。

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