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【山口県周南地域】「1年待ちは過去」 待機者減少の特養も コロナ禍で入所「保留」
地域その他コロナ禍、高齢者施設では感染防止へ厳戒態勢が続き、一時は入所者との面会もできなくなり、現在も状況に応じた制限が続く。待機者が多く「半年、一年待たないと入れない」と言われたこともあった特別養護老人ホーム。コロナ禍で入所に変化があったのか、山口県周南地域の各施設に聞いた。結果は、コロナ禍の影響は少なかったが「1年待ちは過去の話」と言う施設もあり、以前より短期間で入れる施設も出てきている実態もわかった。
周南地域の特別養護老人ホームはその施設がある地域の住民しか入れない地域密着型も含め、周南市が8、下松市が4、光市が6施設。光市は4月には光富士白苑四季の風が加わり7施設になる。
特別養護老人ホームは要介護度が3〜5の高齢者が入所の対象。入所を希望する場合は施設に申し込んで待機者として登録し、施設が待機者の状況による優先度から入所の順番を決め、契約後に入所する。コロナ禍でも各施設の待機者は減少していないという。
ただ、現在は入所すると面会もままならなくなる事態も考えられたことから、順番が回ってきても、まだ家庭で過ごせるからと、ためらい、入所を保留する人もいる。
一方、コロナ禍とは別に入所希望者が減っていると感じている施設もある。待機者はもともと要介護3以上の人に限られるが、その数は3市ともこの数年は横ばいか、微増。しかし、高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画などに従って新たな施設が建設されている。このため「待機者は少なくなっている」という施設もある。
料金の安さもあって特別養護老人ホームを希望する人は多いが、グループホーム、有料老人ホームなどが次々に開設され、周南3市の高齢者の入所施設は150カ所近くにもなっている。これからも増え続ける高齢者の選択が注目される。(延安弘行)
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