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【周南地域】飲食店のパーテーション続々撤去 「やまぐち安心飲食店」基準改正
地域その他山口県が定める新型コロナウイルス感染症対策を講じた飲食店を「やまぐち安心飲食店」として認証する制度が2日、国の認証基準案改正を受けて、県の認証基準を大幅に緩和した。
改正された項目は会計レジ前のアクリル板設置の削除や、ビュッフェ取り分け時の使い捨て手袋着用の削除などで、30あった項目が20に減った。1メートルの間隔を空ければ向かい合わせで着座した際のパーテーション設置も不要となっている。
13日には飲食時以外のマスク着用の呼びかけや、従業員のマスク着用についても義務が無くなるなど追加で基準が変更された。
この制度は新型コロナウイルス感染防止対策として2021年から始まり、今年度の登録受付は3日に終了している。これまでに登録した周南市、下松市、光市の飲食店は1,074店にのぼる。
周南料飲組合の山中健太郎組合長は緩和について「まだ感染の不安はありますが、春に向けて花見や歓送迎会、ゴールデンウィークが続きます。この改正をきっかけにお店を利用する機会が増えて欲しい」と期待を寄せる。
13日からマスク着用は個人の判断に委ねられているが、大手量販店やコンビニエンスストアなどの買い物客はほとんどがマスクを着用している。あらゆる場面でいまだ葛藤はあるようだが、少しずつ日常が戻りつつある。