2025年02月17日(月)

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【周南3市】熱中症急増!3市で127人 周南3市の搬送状況

 30度を超える猛暑日が続いた8月。気象庁の下松観測所データによると、8月で最も気温が上がった日は6日の37.2度。最高気温が30度を下回ったのは3日間だけだった。(いずれも30日時点)。国は全国の各消防本部、組合からの報告を基に熱中症による救急搬送状況を日別で開示。周南地域の搬送状況を調べた。

 夏入りの7月1日から8月31日までの搬送人数は、周南市消防本部で7月が33人、8月が31人の計64人。下松市消防本部で7月が11人、8月が10人の計21人となっている。光市と田布施町、周南市の熊毛地区をカバーする光地区消防組合では7月が22人、8月が21人の計43人。7月は30度超えが、うち21日あった。

 年齢区分では75歳以上がいずれも最多で、周南市が26人、下松市が8人、光地区が20人。次に多いのは、周南市は40歳以上65歳未満で16人、下松市は同区分で5人、光地区は18歳以上40歳未満で9人となっている。

 傷病程度は各市、組合とも軽症が最多で周南市が54人、下松市で15人、光地区で32人。死亡例はなかったが、周南市で重症者が3人あった。

発生場所は住居

 発生場所で最も多いのは、周南市と光地区が住居でそれぞれ18人、16人。下松市は道路で5人だった。2番目は、周南市が公衆の出入りする屋外の場所で16人、下松市が同屋外場所と住居で各4人、光地区は工場などの仕事場が11人だった。
 2022年、21年の7、8月との比較では、周南市が22年で54人、21年で52人となっていて増加傾向。下松市は25人、7人で前年からは微減。光地区が35人、17人で増加している。
 梅雨入り前の5月でも急な気温上昇は熱中症の発生リスクを高める。5月で1日、6月で2日、30度超えが発生し、周南市では両月で11人、下松市は4人、光地区で1人の搬送があった。
 9月も厳しい残暑が予想される。室温を下げる、日差しを避ける、水分補給をこまめに取るなどの対策を怠らないようにしたい。

過去3年の7,8月の熱中症搬送状況
周南市消防本部 下松市消防本部 光地区消防組合
2023年 64人 21人 43人
2022年 54人 25人 35人
2021年 52人 7人 17人
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