2026年04月18日(土)

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13日ぶり電気仮復旧 本復旧は数カ月先

  • 照明を一部落として営業再開した「演奏堂」

  • 各店に電気を送る発電機

 周南市の商店街「銀南街」の電気が4日、仮復旧した。13日ぶりに停電が解消され、各店は本格的に営業再開した。しかし、通電時間が制限されている上、電圧が限られ、通常営業には至っていない。本復旧も数カ月先と見られ、完全再起はまだ遠い。

 4日の銀南街。午前9時半、路上に置かれた可動式のディーゼル発電機に電源が入り、軒を連ねる約30店の店内に照明がついた。停電後は店内に差し込む外明かりだけが頼りで日中でも薄暗かった各店が明るさを取り戻し、再スタートを印象付けた。

 発電機は7基で仮設の送電線を通じて各店に配電される。発電時間は冷凍、冷蔵設備を持つ一部の店を除いて午前9時半〜午後6時半で各店はその時間内での短縮営業を余儀なくされる。

 電圧にも限りがあり、各店は電力使用量を通常より3分の1から4分の1をカットする節電で対応する。CD販売店「演奏堂」は店内の蛍光灯を一部落として店を開いた。

 停電は7月22日に発生。大雨の影響で、各店の入居する銀南街ビルの地下に雨水と地下水が流れ込み、地下2階の受電設備が水没し、電気がストップした。ビルの3〜5階の住居部分は翌23日に仮復旧したが、商店街の復旧が遅れていた。

 商店主でつくる銀南街振興組合は仮復旧の状態で当面しのぎ、本復旧の工事に取り掛かる。本復旧は新しい受電設備を地上に設ける計画で完工まで2〜3カ月かかるという。

 復旧費は組合の加入する災害保険で賄えるが、停電期間中の休業補償は各店の対応に任される。休業補償の損害保険に入っている店は少なく、営業損失は各店で被らざるを得ないと見られる。

 組合の広谷嘉孝理事長(49)は「課題は山積しているが、とにもかくにも電気が復旧したのは大きい。多くのお客さんに足を運んでもらい、元気を取り戻した商店街を見てほしい」と話している。

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