2026年04月18日(土)

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「全員避難」のレベル4きっかけに 「自分の命は自分で」確認 鹿野地区女団連が防災研修

  • 話し合う参加者

 周南市の鹿野地区女性団体連絡協議会(岩田キミ会長、6団体)は2日、コアプラザかので自主防災研修を開き、女性を中心に55人が参加、大雨を想定していつ、どの経路で避難するのかを考えるグループワークなどで学んだ。

 周南市は6月7日朝、土砂災害警戒情報などが出たことから鹿野、須金地区の全世帯に避難勧告を発令した。この勧告は全住民に避難を呼びかける「レベル4」だったが、鹿野地区で実際に避難したのは2世帯2人だけだった。

 このため、なぜ避難した人が少なかったのか、検証が必要という声が6月27日の同協議会の役員総会で出てこの日、研修が開かれた。鹿野婦人会が赤十字奉仕団鹿野分団(有国美恵子委員長)になっていることから講師には日赤県支部から事業推進課の安松幸展主事(28)ら職員2人を招いた。

 前半は安松さんがレベル1〜5までの避難勧告の基準や、地震などの災害では発生直後は人命救助を優先するため行政などの支援は3日間は期待できないことから自助、共助の必要性や日ごろからの非常持ち出し品、食料を準備しておくことなどを説明した。

 グループワークは5、6人ずつに分かれ、班ごとに想定された家族構成、自宅の位置、レベル1から全員避難のレベル4まで、時間の経過とともに警戒レベルが上がる中で、いつ、何を準備すべきか、避難はいつすべきか意見を出し合った。

 レベルが上がってから避難しようとしても避難所への道が水に浸かったり、高齢者や障害者は移動できなくなっている場合も多く、早めの準備、避難の必要性も話し合った。

 「避難する時、水路のそばの道は危ない」「車いすの人はどうするのか」「避難を始めるタイミングはどうするのか」「食事はすませてからの方がいいのか」など活発なやりとりがあり、最後は2つの班が発表もした。

 講評した鹿野地区自主防災会の原克己会長(82)は「レベル4をきっかけにと時期もよく、内容もすばらしい。自分の命は自分で守るという大原則にそって行動すれば被害は最少限にできる」と述べた。

 岩田キミさん(83)は「自分の命は自分で守るという意識が芽生えたのではないか。鹿野だから絶対災害がないとは言い切れない」と効果を話していた。

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