2026年10月29日(木)

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徳山海陸が木質ペレット 国内最大のバイオマス燃料基地へ 荷揚げから発電所に輸送まで

  • 新設の連続式アンローダー=徳山海陸運送提供

 周南市の徳山海陸運送(山田多加司社長)が発電所のバイオマス燃料用木質ペレットの港湾荷役業務の取り扱いをすることになった。17日に晴海ふ頭にカナダから到着する木質ペレットを荷揚げする予定。今年は年間取扱量5万トンだが、22年以降は54万トンに増やす。

 木質ペレットは木くずを固めて作られ、鉛筆ほどの太さで長さは3センチから5センチ。貨物船で運ばれてくる。晴海ふ頭では新設した連続式アンローダーを使い、船から専用コンテナに移す。今回は1万トンを荷揚げする。

 この装置は1時間に400トンを移す能力がある。コンテナもこの事業のために750基を用意し、今後、増やす。これまでは大規模な倉庫が必要だったが、今回、コンテナによる保管、移送システムを開発した。コンテナを使用することで、陸上ではトレーラーでコンテナごと運べるようになり、火災のリスクも減らせた。

 同社は商社が輸入した木質ペレットの晴海ふ頭での揚荷役、コンテナ収納、公共ふ頭での保管、さらに国内各地の発電所へ運ぶ内航船の積み込み、海上輸送まで一連の港湾荷役業務を担当する。

 植物由来のバイオマス燃料は二酸化炭素の削減対策としても注目されている。同社は㈱トクヤマの100%子会社。パームヤシ殻も年間43万トンを扱い、こちらも22年以後は55万トンに増やす計画。木質ペレットと合わせて国内最大のバイオマス燃料基地の構築を目指している。

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