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徳山小に浅田栄次コーナー 徳山英学会の協力で開設
地域周南市周南市出身で、明治の日本の英語教育に大きな足跡を残した浅田栄次(1865-1914)の業績を紹介するコーナーが母校でもある徳山小(磯村勇校長、665人)に、徳山英学会の支援で開設された。9月28日にはお披露目会が開かれて藤井市長らが訪れた。
このコーナーは2階の廊下にあり、同会の世話人の河口昭さんが監修したパネルで浅田を紹介し、浅田が米国留学にあたって決意を述べた「臨別書」、直筆のノート、徳山小の前身の桜馬場小学校の卒業証書、米国留学中の浅田がシカゴ大学で、同大学で初の博士号を授与された日が記された同大学のカレンダーなど史料10点ほどが展示されている。児童が業績を調べてその感想をまとめたパネルもある。
浅田は東京帝国大学理科大学を中退して米国に留学して神学、言語学を学び、帰国後は東京外大の前身、東京外国語学校で教えて多くの逸材を世に送りだした。同校の中興の祖と言われている。
周南市出身の同校での教え子には、京都大学英文科で中心的な役割を果たした石田憲次、東京外国語大学の学長も務め、辞書の編さんでも知られる岩崎民平がいる。パネルではこの2人をはじめ、浅田の多彩な交流を「徳山英学の系譜」として紹介している。
藤井市長は磯村校長の説明を受けながらパネルや、英語の本も並ぶ図書室などを見て回り「改めて浅田の存在の大きさ、すごさがわかった。一人でも多くの人に見て頂きたい。シビックプライドにもつながる」と話していた。
