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命日祭、墓前供養 藤園忌で児玉源太郎しのぶ 児玉神社遷座100年へ奉賛会
地域周南市 徳山出身の明治の軍人で政治家、児玉源太郎(1852―1906)の命日、24日の藤園忌に、児玉源太郎顕彰会(山下武右会長)が主催して周南市の児玉神社(黒神直大宮司)で命日祭、菩提寺の興元寺(金子清学住職)の墓所で墓前祭が開かれ、郷土の偉人をしのんだ。
児玉神社では、山下会長はじめ顕彰会会員10人が参列。黒神宮司が祝詞を奏上し、厳かに神事を執り行った。
児玉家の墓所には児玉家累世の墓を真ん中に、向かって左手に源太郎の遺髪塔、右手に源太郎の義兄、次郎彦、姉の久子夫妻の墓が並ぶ。墓前祭では、金子昌寛副住職らの読経があり、参列者が焼香した。墓前で献吟があり、児玉が長く総督を務めた台湾の景勝地、鵞鑾鼻(オーロワンビー)を詠んだ「鵞鑾鼻で過ごす」を、周陽朗詠芙蓉会の森谷京蓉会長、柴田優岳師範が吟じた。
奉賛会長に山下氏、予算5千万円
この日は、遠石会館で「児玉神社遷座百年奉賛会」の設立総会が開かれた。現在の児玉神社は1922年に神奈川県の江の島の児玉神社から遷座して創建され、2022年に100周年を迎えることから、節目の記念事業を実施する目的で設立した。
総会では、会則、役員、顧問、記念事業、奉賛会の活動予定などの各案が諮られ、承認された。記念事業は、遷座百年大祭と奉祝行事、社殿の修復改良・耐震工事、境内の石垣・植栽整備、児玉源太郎の功績の紹介などが予定されている。予算は5千万円。
奉賛会の役員は、会長には児玉源太郎顕彰会の山下会長が就任し、副会長7人、監事2人、顧問6人が選ばれた。
山下会長は「日露戦争の功績、台湾総督の功績、郷土への海軍燃料廠の招致、児玉文庫の創設など、愛国心、隣人愛、郷土愛の3つが児玉源太郎の大きな特徴だと思う」と述べた。2022年に同じく開港100周年を迎える徳山下松港に触れ「奉賛会も一緒にお祝いしたい」と話した。
総会には高村正大衆議院議員、藤井市長が出席しそれぞれ顧問に就任した。高村議員は「100年をこれからも長く地域の皆さんと児玉神社を支えていきたい」、藤井市長は「節目の記念事業において、より多くの皆さんに児玉源太郎を知ってもらう機会にし、日本の近代化に貢献した偉人の功績を後世に伝えていきたい」とあいさつした。
その他の役員は次の通り。
副会長=卜部博文さん(遠石八幡宮責任役員)岡田幹矢さん、藤井英雄さん、小野英輔さん(児玉源太郎顕彰会副会長)林靖彦さん、松下博宣さん、原田康宏さん(児玉神社責任役員)
監事=西崎博史さん(児玉源太郎顕彰会事務局長)藤井宜章さん(同事務局次長)
顧問=毛利就慶さん(徳山毛利家当主)宮本治郎さん(徳山商工会議所会頭)佐伯哲治さん(新南陽商議所会頭)黒神公直さん(遠石八幡宮名誉宮司)
