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医療から子どもたちの成長見守る 県教育功労者に石川佳世子さん
地域周南市周南市栗屋の徳山クリニックの医師、石川佳世子さん(79)が学校保健の振興に関して18日、県の教育功労者として表彰された。
小児科医となって54年、うち34年間は保育園、幼稚園から中学校まで多くの学校で校医を務めてきた。現在も周陽中と遠石小で子どもたちの健康を見守る。以前は周陽で石川小児科内科を開いていたが、その後、夫の良興さんが設立した徳山クリニックの院長、理事長を経て現在も診療にあたる。
石川さんは「子どもたちは心も体も同じように成長するわけではない。それぞれが伸びていく可能性を持っていて、その様子を間近に感じられることがうれしい」と話す。
検診や学校保健委員会の活動に取り組み、徳山医師会の学校医の定年を来年迎えるが、石川さんはこれまでの経験を「楽しかった」と生き生きと話す。
その一方、長年子どもたちを医療の面から見守ってきたことから、昔と比べて育休・産休制度、補助などの公助は増えてきたが、近所や地域と助け合う“共助”は減ってきているように感じている。子育てをする世代が大変な時代だと心配する。
今も徳山クリニックで外来診療を続ける石川さんは「高齢の患者さんで“ご飯がおいしいまだまだ生きたい”と話す人を見ると元気が出る。これからも子どもたちも大人たちも運動をしっかりして健康に過ごしてほしい」と笑顔を見せた。
