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【周南市】「とくやマナー」 乗車マナー啓発を促進 徳山高と徳山列車区がコラボ
地域周南市山口県周南市の徳山高(德田充校長、847人)1年生の有志17人とJR西日本徳山列車区が、昨年6月から乗車マナーの啓発を促進するコラボ企画「とくやマナー」に取り組み、半年かけてオリジナルの車内放送やポスターなどを完成させた。
この取り組みは乗務員や車掌などが所属する徳山列車区のCS活動の一環で、駅利用者も多い徳山高に相談したことがきっかけで始まった。
10日にはプロジェクトメンバーの11人が徳山駅に集い、構内に完成したポスターの掲示や、オリジナルの車内放送を体験した。
昨年6月のメンバー募集から始まったこのプロジェクトは毎月1回のミーティングを実施。座席の座り方や車内での会話のボリュームなど乗務員が感じている課題を生徒に共有し、生徒は鉄道利用マナーについて話し合いを重ねた。中吊り広告のアイデアをかたちにする体験会なども実施したという。発足時5人だったメンバーは17人に増えた。
ポスターは美術部の2人が役割分担をして制作。デザイン、線画を担当した原田菜歩さんは「ピースをはめたらマナーが良くなるようパズルのイメージをデザインに。こうして形になり感激している」▽ポスター用にデザインをデジタル化した貞末陽詩さんは「スマートフォンを使って3日で完成させた。自分の作品が駅に飾られて嬉しい」と制作した想いについて話した。
放送を体験した堀家光紗さんは「これまでもボランティア活動などを経験してきたが、規模が大きく、大変良い経験ができた」▽下松幹佑さんは「幼いころから電車が好きで鉄道に興味があった。通常入れない駅の業務について知るきっかけにもなった」と感想を話した。
松下貴雄副校長(52)は「やってみたいという機会を生徒につくることができた。最初は5人しか参加者がいなかったが、人が増えて意見出しも活発になり素晴らしい。持続的にできたら」と生徒の姿勢を評価する。
徳山列車区の小川智香子さん(41)は「学業や部活で忙しい中、抱えている問題に寄り添って自分達で考えて素晴らしいものを作り上げていただきうれしい。列車をご利用いただいている皆様にも乗車マナーについて考えてもらう機会になれば」と乗車マナーについて呼びかけた。
ポスターは山陽本線柳井駅から戸田駅まで、岩徳線高水駅から周防花岡駅までの各駅、徳山駅の在来線の階段や改札前のほか、列車内吊りにも4月末まで掲示されている。
放送は山陽本線の柳井駅から徳山駅の区間で、事前に収録した高校生の放送音源を春のダイヤ改正まで放送する予定。問い合わせはJR西日本お客さまセンター(0570-00-2486)へ。
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車内放送を体験する生徒
