2026年10月24日(土)

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【周南市】周南公立大 1期生210人が卒業式 県内就職は37.5%

  • 卒業証書を受け取る山近さん

  • 答辞を述べる小林さん

 山口県周南市の周南公立大(高田隆学長)の卒業式が20日、同大学記念会館で開かれ、210人が巣立った。同大学は昨年春、徳山大学を周南市立にして開学したばかりで今回が1期生。4年間のうち3年間はコロナ禍の中で学生生活を送り、答辞では成進高卒の経済学部現代経済学科の小林海翔さん(22)が「当たり前だと思っていたことが素晴らしいことだと気づき、共に助け合っていくことの大切さを学ぶことができた4年間だった」と振り返った。

 卒業生は同学科が41人、ビジネス戦略学科が143人、福祉情報学部人間コミュニケーション学科が26人。

 卒業式は卒業生と教職員、来賓が出席し、保護者の学内への立ち入りは卒業生1人に1人に制限し、卒業式は学内の別会場でライブビューイングで見てもらった。卒業生はスーツやはかま姿。マスクの着用は各自にまかせたが、ほとんどの学生はマスクを着用したままだった。

 卒業証書が髙田学長から中国出身の経済学部のリ・エンブンさん(31)、西京高卒の福祉情報学部の山近日向さん(22)に手渡され、高田学長は「大学で身に着けた人間力は社会のリーダーとして活躍する際の大きな礎になる」と述べ、吉田松陰の「諸君、狂いたまえ」の言葉を贈って「常識に惑わされず、未来を渇望し、狂うほどに何かに没頭し、自分の信じる道を進んで夢をかなえてください」と激励した。

 藤井律子市長も式辞で「コロナ禍と公立化の経験はこれからの人生の大きな力になる」と述べ「自分の研究室として大学を活用する時代が来ている。リカレント教育や学びなおしの場として大学を日常生活に織り込んでほしい」と呼び掛けた。

 卒業生のうち留学生は11人、女性は50人。就職状況は、現代経済学科の内定率は94.6%、ビジネス戦略学科が96.9%、福祉情報学部は100%。内定した184人のうち37.5%は県内、12.5%は周南3市に就職する。

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