山口県周南市の徳山動物園の雌ライオンのシジミが17日午前6時半に死亡したことが確認された。18日から献花台を猛獣舎の前に設置している。後日、お別れ会を開く。シジミの死亡で同園のライオンは雄ライオンのモイカだけになった。
シジミは静岡県の富士自然動物園で生まれて2008年12月に徳山動物園に来園。ダンボール遊びが好きな、明るい性格だった。ライオンの寿命は20歳ぐらいで、かなりの高齢だった。
7月中旬から食欲不振などがあり、下腹部にしこりが見つかったため、8月15日にしこりを取り除く手術をしたが、その後、体力が回復せず死亡した。