2026年06月09日(火)

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【周南市】子ども将棋大会、県東部で第1回 開催に向け徳高OB奔走

  • 将棋を愛する大平実行委員長

 小中学生を対象とした「第1回周南市子ども将棋大会」が9月16日(土)、山口県周南市の徳山駅前図書館交流室で開かれる。実行委員会の中心は徳山高棋道部(将棋部)OBで、昨年プロ棋士となった徳田拳士さんも参加する。周南市と日本将棋連盟山口県支部連合会の後援、㈱正木工務店の協賛。

 実行委員長を務めるのは同市鹿野出身の大平哲也さん(27)で、小学2年から将棋を指すキャリア20年のベテランだ。小中は市内の須々万や周陽にあった教室に通い、徳山高では同好の士と盤上の戦いを楽しむ日々を送った。3年で部長を務めた時の2つ下の後輩が徳田さんだった。

 進学した広島大学では中四国の大学対抗団体戦で2、3位に食い込み、卒業後は広島市内で会社員として働きながら将棋を楽しむ。広島県は升田幸三さんや村山聖さんなどの伝説的な存在、テレビでおなじみの桐谷広人さんなど多くの棋士を輩出する土地柄で、競技人口も多い。大平さんは「将棋好きには楽しい街」と語る。

 一方、県内を振り返ると自身が小学から通った教室2つは既になく、子ども向けの大会や教室は下関や宇部など西部に比重が移っている。自分と同じように県東部でも子どもが将棋に触れる機会を提供したいとの思いから今回の開催を決め、徳田さんも参加を快諾した。

 年齢に関係なくいつでも始められるのが将棋の魅力。現在はスマートフォンのアプリで、場所と時間を選ばず、全国の愛好家と対局ができる。自分なりの「打つ手」を見つけた時がたまらないという。

 6月には当時20歳の藤井聡太さんが史上最年少で名人を獲得し、史上2人目の七冠を達成したことが大きな話題となり、現在、将棋の人気は全国的な盛り上がりを見せている。今大会も既に48人の参加定員に達していて、大平さんは「少しでも興味を持ってもらえる環境や雰囲気づくりを心がけたい」と話している。

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