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【周南市】「患者本人の決定・判断を大切に」 認知症講演会に300人
地域周南市周南市認知症講演会が2日、学び・交流プラザで開かれ、300人で満席になった。講師は東京慈恵会医科大学精神医学講座の繁田雅弘教授で「認知症になる前に知っておくべきこと」と題し、認知症に対する偏見、自覚症状と症状に対する葛藤など、認知症になるとどうなるか、心理状態などを話して関心を集めた。
山口県周南市の主催で徳山医師会、あ・うんネット周南、県看護協会周南支部、周南認知症を支える会(福寿草の会)、くまげ福寿草の会、市社会福祉協議会の協力。座長を同市の原田医院の原田和佳院長が務めた。
繁田さんは「家事や趣味など続けてきたことは、続けていけば認知症になっても続けられる」とし、認知症予防では「やりたくないことをやるより好きなことをやることが大切」と話した。
認知症への偏見、先入観は周囲だけでなく、患者本人にもあり、認知症でない可能性がある時は病院に行かない傾向があると指摘した。本人の意思決定、判断が重要で、診察で初めから本人ではなく家族の話を聞く場合は医師を変えた方がよいと述べた。
障害があってもその人らしく生きるための自分の時間を大切にすることや、介護では失敗やもの忘れがあっても寄り添い「一緒に困る」姿勢を持つことが必要と話した。
講演の前には市の担当者が認知症のチェックリストを作ったことや、相談交流の場、各図書館の認知症のコーナーの特設など市の施策を説明した。
問い合わせは市地域政策課(0834-22-8462)へ。
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