2024年12月11日(水)

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[周南公立大]学生起業家輩出で地域活性 西京銀と共同研究第2弾

  • 起業家講義を受ける(左から)狩野、坂井、福田さん

 山口県周南市の周南公立大(髙田隆学長)で1日から「アントレプレナー養成共同研究講座」が始まった。「アントレプレナー」とは起業家の意。同大からの起業家輩出を念頭に、新しいビジネスの創出を通した周南圏域の活性化を図る。

 この講座は2022年に締結した同市の西京銀行(松岡健頭取)との包括連携協定に基づくもので、同行が研究費3千万円を負担。研究期間は3年で、学生向けの起業プログラム講義、学生への伴走、周南圏域の経営者との交流を実施する。

 昨年始まった「地域DX研究講座」でも同行は3年間で3千万円を支援しており、地域課題の解決に向け、両者は様々な取り組みを実践している。

 この日は、全10回のプログラム講義の1回目で、起業への関心が高い経済学部の坂井駿介さん(4年、21)▽福田幹太さん(2年、20)▽狩野友蓮さん(19、1年)が参加。

 社会起業大学学長で周南公立大経済学部特任教授の林浩喜さんが講師となり、自分らしさを土台にビジネスを普段として社会課題の解決を目指す「社会起業家」について解説し、子育て支援、人口減少の食い止め、安定雇用の創出など周南市が取り組む社会課題を紹介した。

 3年次に道の駅ソレーネ周南でキッチンカーの出店を経験した坂井さんは「営業する楽しさを1から学べたことで起業への思いが強まった。講義を通じて周南市の活性化につながるようなアイデアを具体化していきたい」と話した。

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