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地域 : 周南市のニュース
[よろしく]スバル合同会計周南事務所長 田中博明さん(56)
地域周南市「顧客第一主義」で長いお付き合いを
大阪府生まれで防府市育ち。防府商業高で学んだ簿記の知識が生かせると考え、税務職員の道を志した。広島の税務大学校で税務行政の基本を身に付け、大阪、広島の各国税局管内の税務署に勤務し法人税、資産税の調査に携わった。広島国税局ではシステム構築にも従事。広島県で担当した相続税の調査では、2億円の現金を別宅に隠していた相続人の申告漏れをただしたこともある。
義理の母の介護のため昨年7月、徳山税務署の資産課税部門統括国税調査官を最後に退官、税理士資格を取得した。国税の電子申告推進、税務調査で関わりがあった同事務所に乞われ、前所長の後を継ぎ今年7月所長に就任した。
東京に本社を置くスバル合同会計は全国に12の拠点を持ち、職員250人が働く。約8年前に谷村税理士事務所を引き継いだ周南事務所は、法人300社、個人100人の顧客を抱え、社員は20人。法人税、相続税の豊富な調査実績を土台にした的確な指導が強みだ。10月からスタートする消費税のインボイス制度の相談にも丁寧に応える。
モットーは同法人の理念「顧客第一主義」。顧客のニーズに向き合い、長い付き合いを目指す。各拠点で活躍する税理士の幅広い知見を共有し、調査対応で互いにフォローし合える体制が高い評価を得ている。
顧客満足の実現には、現場で働く職員を大事にすることが欠かせないと話す。車の渋滞を考慮した朝の出勤時間の見直し、コロナ禍で定着したリモートワークなど社員の働き方の改善にも力を入れる。税理士事務所も他業種同様、人材確保が課題。労働環境の改善をさらに進め、待遇改善も視野に入れる。
10月には新たに税理士2人が入社。「きめ細かいサービスで引き続きお客様の信頼を獲得し、ゆくゆくは社員を3、40人まで増やしたい」と話す。
趣味は競馬と麻雀で、好きな馬はメジロマックイーン。防府市在住。
