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【周南市】安全運航の思いを海技学生に 東ソー物流が退役船の鐘を寄贈
地域周南市山口県周南市の東ソー物流(稲毛康二社長)が9月15日、35年間エチレン輸送に従事し7月に役目を終えた「霞陽丸(かようまる)」の号鐘を、独立行政法人海技教育機構(神奈川県横浜市)が運営する愛媛県今治市の国立波方(なみかた)海上技術短期大学校(野村哲也校長)へ寄贈した。
号鐘は時報や霧中の衝突防止などで鳴らす鐘で法律上、船舶への装備が義務付けられている。同社グループでは同校出身の船員が活躍。学校の船舶の安全運航教育に民間企業として協力したいとの思いから今回の寄贈を決めた。
贈呈式では、同校OBでグループ会社、コーウン・マリン㈱の山下良一取締役、同社管理部の田村直之次長が出席し、山下取締役から野村校長へ真ちゅう製の高さ40センチ、重さ15キロの号鐘が手渡された。
山下取締役は「長年霞陽丸の安全運航に携わった関係者の思いを感じてもらえたらうれしい」と話し、野村校長は「船員育成の教材として歴史をつないでいきたい」と感謝した。
エチレン輸送は8月に竣工した「霞陽」が引き継いでいる。
