2025年11月01日(土)

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【周南】こいつは春から縁起がいい!! 「黄金ヒラメ」新南陽の遊漁船・上関沖で釣り上げる

  • 黄金ヒラメ

  • 釣り上げた黄金ヒラメを持つ田中さん(右)、鈴木さん

 山口県周南市新南陽地区の肌合港から出船する遊漁船第二直穂丸(仲子信正船長)が17日、上関沖での落とし込み釣りで全長65センチ、重さ約2.5キロの「黄金ヒラメ」を釣り上げて話題になっている。

 この日は小潮。第二直穂丸は午前6時半に肌合港を出船。乗船メンバーは上関沖で落とし込みでヒラメを狙っていたが、満潮2時間前の午前11時頃、黄金ヒラメを釣り上げた。

 釣り上げたのは会社員の田中智規さん(35)。田中さんは釣り始め、ヒラメがヒットしたと思って喜んでいたが魚が水面に上がるにつれ、色がまったく違うことから何が上がってくるのか不思議に思っていた。海面に姿をみせた魚が金色のヒラメだったことに驚きを隠せなかったそうだ。
 
 その後、田中さんは記念撮影してヒラメを自宅で食べるため、締めて血抜きをしようとしたところ、7人の乗船客全員から止められた。一緒に釣りに来ていた釣り友達の鈴木道成(61)さんからは「珍しいものなのだから、水族館に寄贈してみてはどうだろう」と提案があり、周防大島町のなぎさ水族館に黄金ヒラメを生きたまま寄贈することになった。

 黄金ヒラメを当日のうちに肌合港まで受け取りに来たなぎさ水族館の学芸員、内田博陽(39)さんは、この黄金ヒラメについて、目が赤ではなく黒いことから、メラニンに関係する遺伝情報の欠損により白化したアルビノではなく、色素の減少により体毛、皮膚等が白化した白変種ではないかと推測。

 「目立つ色のため、外敵に見つかりやすく、あのサイズまで育つのはかなり稀なこと。生き延びて、さらにギリギリで食べられずに生き抜いた縁起の良い・黄金ヒラメをぜひ、なぎさ水族館に見に来て欲しい。きっとご利益があるはず」と目を輝かせている。

 30年余りのなぎさ水族館の歴史の中で黄金ヒラメの展示は今回が初めて。18日から展示されている。

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