2026年02月09日(月)

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地域 : 周南市のニュース

【周南】ペット同行やドローン輸送も 長穂地区で防災訓練

  • ペットのカルテを作る受付

  • 20キロの物資を運ぶドローン

  • 防災グッズを見る参加者ら

  • ペット専用スペース

 周南市長穂の長穂市民センターで1日、「市・市民総合防災訓練2024」が開かれ、市職員や地区住民、自主防災組織、消防団などが避難や災害時の対応を訓練した。市と長穂地区自主防災協議会の主催。

 県内の活断層を震源とする地震によって市内で最大震度5強を観測し、中山間地域で建物の倒壊、通信障害、土砂崩れによる交通障害などの被害が発生したことを想定。午前8時半に防災行政無線が流れると住民らは避難行動を開始した。

 この訓練では同市初の試みとして、ペット同行避難、ドローンによる物資輸送、アレルギーに対応した炊き出しも実施。

 ペット同行避難では避難所の入り口にペット同行者用受付を、他の避難者のアレルギーなどに配慮して屋外にペット専用のスペースを設置。受付でペットの安全や健康確保のためのカルテを作成し、ペットスペースで興奮しないようにと布を被せたゲージにペットを入れた。

 実際の災害時にペットの世話や健康管理をどうするかは状況や避難所によって臨機応変な対応も必要。市はこの日の訓練で見えた課題や対応方法を検討していくという。

 市総務部防災危機管理課の深海茂利課長は「避難所にスペースが作れない場合は近くの避難所を案内し、不安なくしっかりと避難できるようにする。吠えてしまうからと避難を躊躇(ちゅうちょ)せず、まずは一緒に逃げてきてほしい」と呼びかける。

 一方でペットを連れて来た住民からは「未去勢だと現状の体制で知らないペットと過ごさせるのは難しい」、「飼い主とペットの居場所が離れてしまうとどうしても心配」という声が上がっていた。

 様々な課題があるペット同行避難。飼い主とペットの命を守るために躊躇なく避難できるよう、早期解決が求められる。

 この日はほかにも、消防団による土のう作成や市消防本部による煙体験や水消火器体験、日本公衆電話会による災害伝言ダイヤル171、市防災アドバイザーによる避難時のポイント解説など多数のブースがあり、住民らは防災意識を高めていた。

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