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【周南】競艇デビューした出穂・戸田選手 来年の意気込み語る
地域周南市光市出身の最年少ボートレーサーの出穂和鼓選手、周南市出身で光市の聖光高(廣川晋校長)に通う戸田海咲音選手が11月13日から徳山ボートレース場で開かれた「中日スポーツ杯争奪戦」でデビュー。夢の大きな一歩を踏み出した。
最年少ボートレーサーの出穂選手(16)は小5の時、知人の勧めで選手と一緒に乗れるペアボートを体験。そのスピード感に魅了されてボートレーサーを志した。中学では体幹を鍛えて風を読む力を身につけようとウィンドサーフィンに取り組んできた。
祖父と一緒によくレースを観戦という現役高校生の戸田選手(18)。レースが始まった瞬間、観客が真剣に見入る光景を目の当たりにした。力を持つ選手の姿に憧れ、幼稚園の頃にはボートレーサーになりたいと明言していた。
ボートレーサーになるには養成所に入って訓練を受けることが必要。そのためには学科試験や体力試験、適性検査など3次まである試験を突破しなくてはならない。2人とも1度、受験を失敗している。
出穂選手は数日後には気持ちを切り替えて、勉強やジム通いを開始したが、戸田選手は落ち込んですぐに切り替えることができなかったという。
2回目の挑戦で2人とも合格。同期になった2人は養成所で訓練を重ね、今年の11月に晴れてボートレーサーとしてデビュー戦に挑んだ。
全8走のうち出穂選手は5着が1回、他は6着、戸田選手は全て6着。12月10日から宮島であったデイリースポーツ杯でも同じ結果だった。
デビュー戦を振り返り、出穂選手は「ワクワクがすごかった。ここがやっと第一歩だと思った」、戸田選手は「実感がわかなかった。当日、自分の世界に入って周りが見えないほどだった」と、夢の舞台で感じた緊張や高揚を振り返った。
3回目のタイトル戦を年明け1月7日(火)に控える2人。
出穂選手は「来年は絶対B1」と、今より1つ上の階級を目標に掲げ、戸田選手は「水神祭を早く上げること」と初勝利をあげた選手が水面に投げ込まれる行事を想い描く。
ボートレーサーになるという幼少期からの夢を叶えたが、なったからこそわかる難しさを実感している2人。日々、自身の壁に向き合い、頑張っている彼女たちの来年からの活躍に注目したい。
 
 
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