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　周南市の東ソー㈱南陽事業所の「二十歳の記念式典」が17日に開かれ、今年4月1日までの1年間に20歳になる61人の社員を吉水昭広取締役常務執行役員南陽事業所長らが祝福した。

　式典には61人の対象者のうち男性54人、女性4人の計58人が出席。会社からの記念品として図書カード、労働組合からはボールペンが出席者の代表に手渡された。

　吉水南陽事業所長は祝辞で「素直であること、感謝すること」、「自ら考え行動する」、「よく働き、よく学び、よく遊ぶ」の言葉を贈った。東ソー労働組合南陽支部の間田慎太郎執行委員長も「人とのつながりを大切にする」など、今後の心構えを話した。

　誓いの言葉は工務第一課の平野瑛翔さんで、担当しているセメントプラントの安定運転に取り組む決意と、「社会貢献の責務を果たせるよう、自身と周囲の安全を第一に考え、感謝を忘れることなく恩返しをしていく」と抱負を述べた。最後に記念撮影があった。

　徳山商工高出身で、東ソー総合サービスで働く谷野結子さんは「知識を増やし、突発的なことにも対応できるようにしたい」と仕事に意欲を見せていた。