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【周南】周南市での「起業」を提案 岐陽中1年生が周南公立大で発表
地域周南市周南市の岐陽中(魚谷祐司校長)の1年生216人が13日、周南公立大学を訪れ、学内の見学などのあと、大教室で自分たちが考えてきた「起業プラン」を発表。同大学の赤木真由講師と赤木講師のゼミ生8人がプランにアドバイスをした。
起業プランはミニ水族館の開設や他県からたくさんの人が参加するスポーツ交流イベントなどのアイデアが出された。
生徒は「総合的な学習の時間」に「起業」について学び、4、5人ずつのグループごとにプランを考えた。グループは56あり、今回はそのうち12グループが発表した。
周南市の魅力を生かして課題を解決するもの、創業の動機、コンセプト、事業内容、アイデアの強み、利益の上げ方、どのように周南市に貢献するのかまで説明した。
いずれも自分たちで作ったイラストなどをスクリーンに映し、手振り身振りも交えて訴える生徒もいた。
ミニ釣り堀を提案したグループは「周南市産のフグ、ハモ、タコなどを食べるきっかけにしたい」と話し、釣れた魚はその場で調理して食べられるようにし、その料金も提案した。赤木さんからは「ぜひ具体的にどんな人に来てほしいのか、考えてほしい」というアドバイスがあった。
周南市の特産物を知ってもらうためのレストランを提案したグループは次に来店した時に利用できるクーポン券を渡すことや、インターネットを通じたPRも提案。特産のハモを知ってもらうためにハモのふりかけ、お菓子、お茶を提案したグループもあるなど、多彩な提案が続いた。