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【周南】会場拡大の「まんどころ来てみん祭」 5月3日・ゆめ風車通りに100店舗
地域周南市5月3日(土・祝)に開かれる周南市新南陽地区の住民によるイベント「第24回まんどころ来てみん祭(さい)」(新周南新聞社など後援)が会場を拡大し、新たなコーナーも登場してパワーアップ。実行委員長の徳本信治さん(72)は来年の25回の節目に向け、さらに発展させようと張り切っている。
このイベントはTOSOHPARK永源山と新南陽駅を結ぶ県道の拡幅工事で歩道が広くなり、ポケットパークもでき、「ゆめ風車通り」の愛称を付けたことがきっかけ。行政の補助金に頼らず、地域の人や企業、店舗、フリーマーケットの出店者の協力で開いてきた。
開催日は5月3日に固定。3、4日には「つつじ・ゆめ風車まつりinTOSOH PARK永源山」、3日はまどころ商店街駐車場で「まんどころマルシェ」も開かれる。
高校生など100人が参加
会場はこれまで、国道2号から政所の手前までだった。今回はまどころ商店街駐車場で「まんどころマルシェ」が開かれ、フジ新南陽店の駐輪場、宝くじ売り場横を「こども広場」としたことで会場が南へ伸びた。
こども広場は周南公立大学の学生によるモルック体験▽南陽工高生のコマ、ロボット体験▽富田東レク・スポ推進委員会のミニゲームや富田東地区まちづくり協議会のつつじ・ゆめ風車まつりとの「コラボスタンプラリー」景品交換所になる。
会場の中ほどにある徳本工務店の1階には6年ぶりに名物のうどん(350円)の店がオープン。絵てがみ展や山﨑八幡宮の本山神事展なども楽しんでもらう。
歩道にならぶフリーマーケットのブースだけで60、旧日下医院など県道沿いの店舗を合わせると100店舗以上が参加。キッチンカーなどの飲食、工芸品、昔懐かしい発動機運転会など多彩なブースが並ぶ。
新南陽高、南陽工高、周南公立大などの学生、生徒も100人ほどが参加して運営などを住民とともに支える。
徳本委員長は「スタッフも楽しめる、地元の人たちが知った顔に会えるイベントにしたい」と話し、来年以後は会場を新南陽駅前まで広げ、みんながゆめ風車通りや商店街に集まる日にすることを目指している。
開催時間は午前9時から午後3時まで。新南陽高グラウンドと、今年は富田東小グラウンドも駐車場になる。問い合わせ先は事務局の徳本工務店(0834-62-3405)。