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【周南】[周南公立大]パラオの国際スポーツ大会で救護活動 健康スポーツナースの鶴田、望月さん
地域周南市周南市の周南公立大の人間健康科学部看護学科の鶴田来美教授(64)と総合教育部の望月麻紀講師(54)が6月29日から7月9日にかけて、太平洋のパラオ共和国で開かれた国際スポーツイベント「2025Pacific Mini Games」の救護活動に参加した。
鶴田さんが理事長を務める日本健康運動看護学会のチーム(13人)の一員としての参加で、日本からの支援はこの救護チームだけだった。
看護師でもある鶴田さんは宮崎大学教授時代から「健康スポーツナース」の育成など同学会の活動を推進。1昨年4月に周南公立大学に着任してからは山口県内でも活動を広げている。
健康スポーツナースは全国で200人がスポーツ大会などで活躍し、6月に山口市で開かれた田島直人記念陸上競技大会の救護活動も支援した。学会としての国際大会へのチーム派遣は2回目。パラオは人間健康科学部スポーツ健康科学科の尾形聡教授が長く活動している縁で、参加が可能になった。
ボランティアで参加
大会は太平洋地域の国と地域から千五百人が参加、14競技があった。鶴田さんはこの1年間に3回、パラオを訪れて準備。現地の大使館の支援を受けたが、参加者全員ボランティアとしての参加だった。
望月さんも看護師で、「健康スポーツナース」と米国の「NATA認定アスレティックトレーナー」の資格を持つ。現地ではひざ、足関節の靱帯損傷、熱中症、擦過傷などに対してテーピングや応急処置など迅速に現場で対応した。
活動を通して、救護のための支援物資はあってもスポーツに特化したものが少ない、必要な医療器具が有効に使えないなど途上国での活動の課題もわかった。
鶴田さん、望月さんはパラオに対して、継続して生活習慣病の予防などを支援し、学生のフィールドにもしていくとともに、山口県内で選手の安心安全のための体制を作りたいと意欲を持っている。
