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[周南公立大]「発信続けることが大切」 学生が「平和志向のまちづくり」発表
地域周南市周南市の周南公立大学(髙田隆学長)の経済経営学部で伏木貞文教授のゼミに所属している学生16人が、同市の終戦前後の様子や戦後復興を調査した。13日に徳山駅前図書館の交流室で発表会を開き、「平和志向のまちづくり」に向け4項目を提案した。
同市は今年、戦後80年の記念事業に取り組んでいて発表会もその一環。市と同大学地域イノベーションセンターが共催し、30人が参加した。
ゼミ生は「平和志向のまちづくりの会」を作って活動。今年4月から1945年の徳山空襲、大津島の特攻兵器「回天」の訓練基地などを調査。戦争の体験者やウクライナ出身の古谷さんの話を聞いた。
提案は「市民に対し、平和の大切さや過去の経験を忘れないように、働きかけ、発信し続ける」など。「まちづくりの覚悟をもつ人材の発掘」や「平和の重要性と歴史を受け継ぐ教育を一層推進」なども盛り込んでいる。学生の代表が河津浩之文化スポーツ観光部長に提言書を手渡した。
発表会を終えて経済経営学部2年、羽田野煌斗さん(20)は「周南市で戦前に起きたことは今と地続きで、過去は今をつくり、今は明日につながることがわかった」▽濱田悠希さん(20)は「人の思いとか心情がきっかけで戦争や争いが起こる。周りに思いやりを持って生きることが平和へつながる」と話していた。
発表会では、米軍による日本空襲を研究している工藤洋三さんら3人による意見交換もあった。特別企画として医学者、養老孟司さんからのビデオメッセージが上映された。
