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[周南公立大]患者の状況を再現 看護学科に最新鋭シミュレーション機器
地域周南市周南市の周南公立大学(髙田隆学長)の看護学科で17日から最新鋭のシミュレーション機器を活用した「成人看護方法」の授業が始まった。この日は2年生の80人が、変形性股関節症で人工関節全置換の手術を受けた患者への接し方を学んだ。
この授業では実際の病室の様子を再現したシミュレーション室で、ベッドに横たわる患者 の人形にふれながら学ぶ。人形もまぶたが動き、呼吸のため胸が上下するなどリアルにできていて、心拍、呼吸、血圧など身体の状況を再現することもできる。
この日、2年生は同室と、別の教室の二部屋を使い、数人ずつのグループに分かれ、患者を観察する時のポイントなどを話し合った。グループのうちの一つが実際にシミュレーション機器のベッドの人形に接し、患者の意識、呼吸の状況、手足の感覚がどうなっているかなどを観察して結果を記録した。
患者に接したグループだけでなく、そのほかのグループも同様に観察のポイントを考え、観察の様子を見守り、そのあと学生同士で振り返りの話し合いをした。
同学科の大平光子教授はシミュレーション機器による授業の特長について「たとえうまくいかなくても、振り返りを通して課題を発見し、成長していくことができる点」と話し、質の高い看護ができる人材育成に役立てる。
