2026年02月03日(火)

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【周南】遊具再生で子どもの笑顔守る 公園遊具再生事業プラン 周南2社が県主催コンテストで最優秀

  • 受賞を喜ぶ沖社長(左)と野村社長

  • 発表する沖社長

  • 尚白公園遊具のbefore(左)・after

 県内における新規事業創出と育成を目的とした「やまぐちビジネスプランコンテスト2026」の最終審査会が17日、山口市のKDDI維新ホールで開かれ、連携促進部門で周南市の㈲沖管工工業、野村緑建㈱、㈱染めQテクノロジィの3社協業による事業提案が最優秀賞に選ばれた。

 同コンテストは山口県、山口市、山口県中小企業団体中央会、(公財)やまぐち産業振興財団、産業交流スペースMegribaが共催。実行委員会を構成する各機関はこれまで、それぞれ単独でコンテストを開催してきたが、共催での形式は今回が初の試み。

 受賞したプランは公園遊具の老朽化問題に着目した「公園遊具再生事業プラン」。修理や撤去が必要となる遊具が増加傾向にある中、安全性の確保と予算制約という自治体共通の課題に対し、既存遊具を撤去せず再生・延命することで、使用遊具数の維持と環境負荷の低減を図る内容。

 事業では野村緑建が自治体との調整や現場情報の提供を担い、沖管工工業が再生工事と品質管理を担当。染めQテクノロジィの革新的技術を活用することで、短工期かつローコストで高い耐久性を実現する点が評価された。

 沖管工工業の沖良彦社長(58)は「短工期、低コスト、素材強度の向上とさびの長期抑制、そして廃棄物ゼロのリニューアルという特性を活かし、この連携モデルで安全に楽しく遊べる環境を整え、子どもたちの笑顔を増やしていきたい」と今後への思いを語る。

 野村緑建の野村靖宏社長(56)は「遊具は単なる遊び道具ではなく、親子の絆や上級生が下級生を思いやる姿が生まれる小さな社会だと思っている。遊具の長寿命化を通じて、昔の公園が持っていた温かい雰囲気を取り戻していきたい」と話した。

 3社は今後、公園遊具の再生を起点に、学校施設や地域インフラへの展開も視野に入れる。

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