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【周南】光高と周南公立大が連携協定 起業家教育や部活動支援も
地域周南市周南公立大(髙田隆学長)と光高(中村直樹校長)が3日、教育連携協定を締結した。少子高齢化や地域課題の高度化が進む中、地域に根差した人材育成を目的に、高校と大学が継続的かつ体系的に連携する。
これまでも両校は大学教員による出前講義や学校運営協議会での協力などを通じて交流を重ねてきた。今回の協定によって探究学習やキャリア教育、課外活動など幅広い分野で連携をより一層深める。
締結式で中村校長は「より高い探究の学びを実現したい」と強調。DX(デジタルトランスフォーメーション)や少子高齢化などの社会課題に対応する大学の専門的知見に触れることで、生徒が学び続ける意欲を高めてほしいと期待を示した。また、起業家精神(アントレプレナーシップ)教育にも力を入れていく考えを示し、「既成概念にとらわれず、自ら道を切り開く力を育てたい」と語った。
髙田学長は「地域の成長エンジンとなることが本学の使命」と述べ、地域のウェルビーイング(幸福)に資する人材の育成を目標に掲げた。高校生が大学の授業に触れ、一定の条件を満たせば単位認定や入試への活用につなげる“高大接続”の展開にも意欲を示した。
具体的な取り組みに、情報科学分野の教員によるDX関連講義や、スポーツ科学を生かした部活動支援などを想定。光高ヨット部の競技力向上を狙ったデータ分析やコンディショニング支援の可能性にも言及した。
両校は今後、具体的な事業内容を協議しながら、地域課題の解決に資する教育活動を展開していく方針。高校と大学が学びを共有し、地域に根付く人材育成の新たなモデル構築を目指す。
