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110番 : 周南市のニュース
[周南警察署]60代女性が50万円被害 市役所職員名乗る還付金詐欺
110番周南市4日に、山口県周南市に住む60代の無職の女性が現金約50万円分をだまし取られる還付金詐欺事件が発生した。
周南警察署の調べでは、4日午後4時ごろ、女性宅に周南市役所介護保険課の職員を名乗る男から電話があり「今年3月ごろ、介護保険料の払い戻しの書類を封書で送っているが、まだ手続きを済ませていませんね。払い戻しは今日までです。払い戻し額は2万9,600円だが今日中であれば簡単に手続きができます。払戻金の振込み先口座はどこにされますか。手続きができるかどうか金融機関に確認してみます」と言われた。
その後、金融機関のサービス係を名乗る男から電話があり「5時までに銀行のATMに通帳とキャッシュカードを持って行ってください。銀行に着いたら携帯電話で電話をしてください」と言われ、電話番号を教えられた。
女性が同市内の金融機関に設置されたATMコーナーに行き、教えられた電話番号に携帯電話を使って電話し、電話に出た男から指示された通りにATMを操作した結果、相手の口座に現金約50万円を振込みだまし取られた。
取引明細を見て怪しいと感じた女性が金融機関から「不審な取引がある」と電話を受けて、同署に通報した。