2026年10月13日(火)

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政治 : 周南市のニュース

【周南市】回答用紙「個別番号」に市民から違和感 総合計画アンケート・Web回答併用が発端

  • QRコードがあるアンケートの表紙

  • アンケート回答用紙の個別番号

下松市、光市は個別番号なし

 山口県周南市が2025年度から始まる「第3次総合計画」の策定に向けて、市内在住の18歳以上の市民から無作為に選んだ4千人に発送したアンケート用紙に個別の通し番号を記載していることに「回答者が特定されるのではないか」と不安を訴える声が本社に寄せられた。市企画課は取材に「個別番号の記載が市民に不評なら、今後は改善を検討したい」と話している。(山上達也)

「本音の回答できず、よそ行きになる」

 このアンケートには設問が20問あり「調査には無記名でお答えください」と明記されており、記名欄は全くない。藤井律子市長名のあいさつ文でも「ご回答いただいた内容は、すべてを統計的に処理し、個人情報の保護に配慮することはもちろん、他の目的に使用することは一切ございません」と書いている。

 総合計画の策定に関するアンケートは4年ぶりで、今回初めてQRコードを掲載して、スマートフォンなどWebでオンライン回答ができるようにしたのが特徴だ。

 このためアンケート調査票の1枚目に「番号」欄があり、個別の番号が打ち込まれている。そばには「この番号は個人を特定するものではなく、Web回答との重複回答を防ぐための番号です」と書かれており、実際にWebから回答する際はこの番号を入力することが条件になっている。

 しかし個別番号があることに、違和感を持つ市民がいるのも事実だ。市内の女性(59)は「自分が答えたことが相手(市役所)にわかると思うと本音の答えができないし、よそ行きの回答になってしまう」と不安を話す。

下松市、光市とも無記名式

 一方、下松市と光市は市民へのアンケートでこれまでWeb回答との併用をしたことがないため、回答用紙に個別の番号を記載したことはない。

 下松市は無記名式で回答を求めており、高谷憲和企画政策課主幹は「市民からの率直なお考えをお聞きするのがアンケートの目的で、Web回答は当面考えていない」という。

 光市も無記名式。岡村欣昌政策企画部長は「市の課題への市民のご意見をうかがうことがアンケートの目的のすべて。今後も不安のないように進めていきたい」と話し、Web回答の導入は当面ない考えを示した。

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